[ 2014年7月13日21時6分 ]

 大事な試合の前に、ドイツ代表が騒音で安眠できなかった!13日付の独ビルト紙が報じた。

 ドイツ代表が宿泊しているホテルで、国際サッカー連盟(FIFA)スポンサーのコカ・コーラが、パーティーを開催。プールサイドに生バンドを置くなど、大規模なスポンサーパーティーだったという。

 この事態に、ドイツサッカー連盟は激怒。選手はエレベーターを長時間待たなければならず、混雑したホテル内で動きを制限されてしまったという。

 それでもヨアヒム・レーウ監督はいたって冷静だ。それは、アルゼンチンの倒し方を知っているからだという。「アルゼンチンは大会を通していくつかの変化が見られている。バリエーションに富んでいる。高い位置から攻めることもあるし、自陣深くに守備を固めることもある。どちらも非常に高いレベルで行える。それに8~9人でゴール前に壁を作ってカウンターもする」と分析している。さらに、南米、北中米でのW杯は過去7度あるが、全て南米勢が優勝した。欧州勢は南米で勝てない、というジンクスはまだ破られていない。監督は「南米で初めて欧州のチームが優勝できるというのも刺激的なスパイスとなる」と気合を入れている。