SKE48高柳明音(26)は18位に終わり、地元での2年連続選抜入りはかなわなかった。口をキュッと結ぶと、「18位というすてきな順位をいただけました。去年、選抜に入ったので、もちろんそこを目指していました。そこに悔しさはあります」と本音を漏らした。

 SKE48が今年10月、10周年を迎える。一時の人気低下から復活し、シングル売り上げ枚数も回復した。「『今が1番楽しい』と1年、言い続けました。悔しいこともたくさんあったけど、今が楽しいのは、今までの悔しさがあったからです」。今は4年ぶりのナゴヤドーム公演実現を目標にしている。「もう1度ナゴヤドームのステージに帰ってきたいなと思っていて、ライバルも含め、仲間だと思えたら幸せ。いつかナゴヤドームの夢をかなえるときに、来たいなと思ってもらえるSKE48でいたい」と決意を語ると、多くのSKE48ファンが埋めた客席から温かい拍手が起きた。

 地元での開催で、家族を招待しようとした。「『こういうチャンスはないけど、心臓がもたないからやめておくね』って言われました。長生きしてほしいので(呼ぶのを)やめました」と明かし、場内を笑いに包んだ。