AKB48の最新曲「失恋、ありがとう」で初めてセンターを務めるのは、笑顔がチャームポイントの山内瑞葵(18)だ。

16年に16期生として加入以降、毎日のように「センターになりたい」と願い続けてきた新星は「これをきっかけに山内瑞葵という存在、AKBメンバーのことをもっと知ってもらいたい」と話す。

同曲は、右手の親指・人さし指と左手で“不完全な”ハートを作り、その後にサムアップする「ハーグーポーズ」が特徴だ。「失恋を経験したことで、より前向きになろうという曲です。失恋を表すハーグーポーズを、いかにきれいに見せられるかを意識しているので注目してほしいです」と笑顔でアピールした。

幼少期から歌って踊ることが大好きで、子役時代は劇団四季のミュージカル「ライオンキング」などに出演。アイドルになるきっかけは、同舞台に出演経験もあったHKT48/IZ*ONEの宮脇咲良(22)だった。「宮脇さんが見に来てくださった時にあいさつをして、48グループのことを知って、私もこうなりたいと思って、AKB48の16期生オーディションに挑戦しました」。

豊富な舞台経験から、ステージに立つと「誰よりも目立てるように」とスイッチが入るといい、ファンを引きつけてきた。「センターがゴールではないですが、一番目に留まる場所。AKB48って、明るくて元気がいいなと思ってもらえるセンターになりたいです」と意気込んでいる。【大友陽平】

◆山内瑞葵(やまうち・みずき)2001年(平13)9月20日、東京都生まれ。劇団四季のミュージカル「ライオンキング」に出演するなど子役時代を経て、16年にAKB48の16期生として加入。17年12月、チーム4に昇格。18年、「Teacher Teacher」で初選抜入り。今年1月、初のソロコンサート(東京ドームシティホール)を開催。愛称「ずっきー」。O型。