東映は21日、ゲーム事業ブランド「東映ゲームズ」設立を発表した。最初の取り組みとしてPCゲーム領域に挑戦するとし、世界最大のPCゲームプラットフォーム「Steam」で展開し、その後は、Nintendo SwitchやPlayStation、Xboxといった家庭用ゲーム機への展開も予定していると説明。「目指すのは、ゲームを起点とした、世界を熱狂させる新しいIPの創出です」と野望を明らかにした。

東映は「1951年の創業以来、東映株式会社は映画・テレビ・アニメーションなどの多角的なメディアを通じ、数多くの『ものがたり』を世界へ届けてまいりました」と、社の歴史を説明。その上で「2026年。創立75周年という節目に、新たな挑戦として、ゲーム事業ブランド『東映ゲームズ』を立ち上げました」とした。

タイトルの詳細は、24日に発表予定で「東映ゲームズでは、後日発表予定の初期作品ラインナップは、東映の既存IPを使ったゲームではなく、国内外の才能あるクリエイターによる、全く新しいゲームタイトルとなります」と、同社の既存のキャラクターを使ったゲームではなく、完全な新作を打ち出すとした。

吉村文雄社長は、コメントを発表した。

東映株式会社は、この度新たにゲームブランド『東映ゲームズ』を立ち上げ、ゲーム事業という新たな領域へ挑戦する運びとなりました。当社では本事業を、これまで東映が主軸としてきた映画、テレビ、催事などの分野と並ぶ「新たな柱」として明確に位置付け、注力してまいる所存でございます。

ゲームは、言語や国境を越えて広がり続ける極めてグローバルなエンターテインメントです。当社グループの中長期ビジョン「TOEI NEW WAVE2033」では、東映が創り出す「ものがたり」を全世界に届けていくことを目標に掲げており、当社にとって、グローバル市場を主戦場とするゲーム事業への挑戦はビジョンの体現そのものであると考えております。

東映ゲームズが目指すのは、既存のIP活用のみに留まることのない、ゼロからの新しいIPの創出です。当社が映像制作を通じて培ってきた技術とノウハウを新たなゲーム事業へ注ぎ込み、東映ならではのエンターテインメント体験を世界中のプレイヤーへ届けてまいります。