AKB48グループ総監督の向井地美音(23)が、終演間際に涙を見せた。

この日のコンサートは、グループにとって1年半ぶりの単独コンサートだった。オープニングで「今日は48曲ノンストップでいきます! みんなついてこーい!」と宣言するなど、ほぼMCなしで48曲を披露。シングルや新番組のサプライズ発表も終えて、ステージを後にする間際、柏木由紀(30)から「総監督、最後に」と振られると「本当に久しぶりにこの景色を見ることが出来て…」と感極まった。

柏木に頭をなでられ、会場からの拍手に「2日間3公演、盛りだくさんあって、本当にAKB大好きだなと思ったし、メンバーのみんなもファンの皆さんも改めて思ってくれたと思います。先輩達がつないできてくれたAKBを私達の世代でつないでいけるように頑張ります」と話した。

さらに今回のライブの演出を手掛けた柏木は「AKBにとっては初めての挑戦だったノンストップコンサート。私達の思いや気合が伝わっているとうれしい。1期生が全員卒業した今、今までのAKBを作り上げてきてくれたメンバーへの感謝の気持ちを忘れず、これからのAKBをもっともっと大きなステージに向かって歩いていきたい。これだけたくさんのアイドルがいる中で、私達AKBを選んで応援してくださるファンの皆さんにとって誇りに思える、そして胸を張って、心の底から好きだと言ってもらえるグループでありたいです」と思いを明かした。