AKB48チーム8青森代表の横山結衣(20)が、舞台「フランケンシュタイン-cry for the moon-」(来年1月7日開幕、東京・紀伊国屋サザンシアターなど)に出演することが30日、分かった。所属事務所も移籍し、アイドル活動とともに女優業も本格化させる。このほど、日刊スポーツの取材に応じた。

グループの最新曲「根も葉もRumor」では、得意のダンスをフルに生かしてフロントメンバーとして活躍する“ダンス番長”が、新たな節目を迎えている。舞台では、ビクター・フランケンシュタインの婚約者「リズ」役など二役を演じるが「“悪い女”の役。『ぜひ横山に』と今回の役をいただいたので、プラスアルファで返せるように頑張りたいと思います」と意気込んでいる。

先月から、前HKT48劇場支配人で、現在はAKB48の運営にも携わる尾崎充氏(55)が設立した芸能マネジメント会社「株式会社充s(ジュウス)」に所属している。「いつか事務所を移籍したいと考えていたのでありがたいです。自分の実力もつけながら、さらに成長していきたい」。

これまでも舞台を中心に演技の仕事もしてきたが「役にはまったり、演じることが大好き。さらに向き合っていきたいですし、移籍を機に、新しい道を切り開いていきたいです」。AKBの一員としても「今回の新曲もみんなギラギラしています。グループを引っ張れるような人になりたいです」。【大友陽平】

◆横山結衣(よこやま・ゆい)2001年(平13)2月22日、青森県生まれ。愛称「ヨコちゃん」。14年4月にAKB48チーム8青森代表として加入。現在チームK兼任。18年にチーム8の「KISS KISS KISS」内の「サロメ」で初舞台を踏み、その後出演多数。血液型O。