AKB48服部有菜(21)が、3日公開の映画「突撃!隣のUFO」(河崎実監督)でヒロイン大川小百合役を演じる。UFO事件を捜査する民間組織URLに所属。主演のヨネスケ(74)が、濱田龍臣(22)とコンビを組んで謎の宇宙人に立ち向かうのをバックアップする。

「AKBのステージには立ってましたが、映画、映像作品は初めて。コメディーも初めてだったので、最初はずっと緊張していました。撮影のオンとオフの切り替えが難しかったです」と話した。

53歳差のヨネスケとの共演を「ヨネスケさんの方から話しかけてくださって、緊張が解けました。『若いっていいよね』って、すごく褒めてくださって。孫みたいなものですかね(笑い)。ヨネスケさんは、ずっと台本を読み込んでいらっしゃいました。落語ならアドリブでなんとかなるけど、映画だとNGになって迷惑をかけちゃうからと真剣でした」と振り返る。

ヨネスケがリポーターを務めた、日本テレビ系「突撃!隣の晩ごはん」は、実家で長年見ていた。「ヨネスケさんと共演するって言ったら、親とおばあちゃんが大喜びしてくれました。中学卒業後は実家を離れていたので、いい親孝行、おばあちゃん孝行が出来ました」と笑顔を見せる。

ヨネスケとコンビを組む濱田とは、同い年。「同い年だけど、濱田さんは子役からのキャリアがあって、いろいろとアドバイスをくれました。共通の話題もあるから、撮影以外でもすごく楽しかったです」と話した。

“バカ映画の巨匠”の異名を取る河崎実監督(64)からは「自由にやって」とアドバイスされた。「難しかったところもあるんですけど、楽しかったです。表情を、いろいろな角度で撮ったりとか。点数をつければ、初めということで65点。これからも、もっといろいろと挑戦したいと思います」と女優業に意欲を見せる。

5月にAKBを卒業予定。「なんであれ、人を笑顔にしたいと思っています。あとは資格を取ることに挑戦したい。メークが好きなので化粧品検定とかもいいですね」と話した。

◆服部有菜(はっとり・ゆうな)2001年(平13)3月30日、岐阜県生まれ。AKB48チーム8、チームKに所属。14年チーム8のメンバーに。17年チームB兼任。21年チームKとの兼任に。趣味・特技は歌うこと、踊ること、トランペット。身長161センチ、血液型A。