AKB48がダーツ機種の開発、販売などを行う「ダーツライブ」とのコラボ企画を行うことが決まり、都内で28日、木崎ゆりあ(18)小嶋真子(16)、田野優花(17)相笠萌(16)伊豆田莉奈(18)向井地美音(16)が会見に出席した。

 AKB48のメンバーが、イベントの会見に出席するのは、25日に岩手での握手会でメンバーが襲われる事件が起きてから初めて。会見には約100人の報道陣が詰め掛け、制服の警備員4人が舞台の両端をガードした。さらに「警備」と書かれた腕章を付けたスタッフ数人が囲み、メンバーはスタッフに囲まれながら入退場するなど、ものものしい雰囲気に包まれた。

 会見では木崎がメンバーを代表して、「悲しい出来事が起きてしまったけど、りっちゃん(川栄)、あんにん(入山)、スタッフさんには早く元気になってまた一緒にお仕事をしたい。私たちも、今できることを一生懸命、元気にやっていきたい」とあいさつした。2人に連絡を取り合ったかと聞かれた木崎は「はい、取りました」とだけ答えた。当初は入山杏奈(18)も登壇を予定していたが、欠席した。

 コラボ企画は、AKB48各チームのメンバーが、「ダーツ選抜」として3人が選出され、ダーツ上達のためさまざまなチャレンジをしていくというもの。出席者の多くがダーツ未経験者だったが、田野は家にダーツの的があることを告白。「バリバリ自主練しますよ」と気合を入れると、同じチームKの小嶋は「(田野の)家に泊まって合宿しましょうよ」と提案した。イベントが進むにつれ、メンバーにも徐々に笑顔が出てきた。

 イベントでは、木崎と小嶋がダーツに初挑戦した。小嶋は的の真ん中を射止め、メンバーを驚かせた。「経験がないのに…。運がいいのかな。運で行きたい(笑い)」。向井地は「アーチェリーを1度やったことがあって、結構得意でした。練習すればダーツもうまくなるかも」と、妙な自信を見せていた。

 チーム4は木崎、向井地に加え、加藤玲奈(16)が選抜された。木崎は「かとれな(加藤)が心配。1本投げたら『もう疲れた~』って言いそう」と笑っていた。

 各チームの参加メンバーは以下の通り。

 ▽チームA

 中西智代梨、中村麻里子、武藤十夢▽チームK

 相笠萌、小嶋真子、田野優花▽チームB

 伊豆田莉奈、小笠原茉由、高橋朱里▽チーム4

 加藤玲奈、木崎ゆりあ、向井地美音