NMB48の日下このみ(18)が30日、大阪・NMB48劇場で、初の独演会「日下このみ独演会其之壱」を開き、まったりトークの独自ワールドで客席をわかせた。

 小学生のころ、母の結婚指輪を勝手に着け「そのままトイレに行って落とした」。自宅で椅子などに足をぶつけ「1カ月で足の指を3本、骨折した。同時にじゃなくて、3回ぶつけたんですよ」。自転車から降車の際に「後ろの方へ降りて尾骨を骨折した」など、子どものころの秘蔵ネタを次々に披露した。

 また、小学時代からダンスを習い、将来はダンサー志望だった日下。父親がマイケル・ジャクソンのファンで「このみも大好き。化粧ポーチもマイケル・ジャクソンさんですし、私にとって、もう神ですね」とも話し、自らを知ってもらおうと、猛アピール。

 さらに「今、レギュラーゼロ。最近、有名な番組のレギュラーが決まった夢を見て、起きて喜んだら夢だった。ほんとにもう、今、レギュラー欲しいんで、大人の皆さん、どうですか~っ!

 めっちゃ、しゃべりますよ~っ、ラジオ系もいいですね」と、レギュラー奪取へのアピールも欠かさなかった。

 もともと、NMB48の独演会といえば、へたれなキャラクター、しゃべり口調で笑いを奪っていた小谷里歩(20)が昨年7月、AKB48グループで初めて、1人しゃべりの会をスタート。正統派アイドルではなく、お笑い、個性派路線を目指す日下が、小谷に対抗心を燃やし「私も独演会をやりたい」と直訴して、グループ2人目の独演会が実現した。

 日下は1時間、1人でしゃべり続け「楽しかった~。もし、2回目があったら、もっと、もっと、頑張ります」と言い、早くも「独演会其之弐」開催へ意欲を見せていた。