映画「パレード」(20日公開、行定勲監督)のトークイベントが14日、東京・日比谷で行われ、主演藤原竜也(27)ら出演者5人が参加した。屋外スペースに敷かれたレッドカーペットの上を歩き、約1000人のファンから歓声を浴びた。この作品は開催中のベルリン国際映画祭のパノラマ部門に出品され、現地時間17日夜に上映される。

 藤原は「国境を越えて多くの人に見てもらえれば。映画の良さの1つ。本当はベルリンに行きたかった。仕方がない」と残念そうだった。小出恵介(25)は「作品の冒頭で股間(こかん)を触っているシーンがあるんですけど、日本の男はみんなこうなんだと思われると、良くないなと(笑い)。そこは後悔しています。違う演技をしておけば」と反省。藤原から「普段から触ってるけどね」と突っ込まれると、「落ち着かなくなると、触るんです。そういうもんです」と実感を込めていた。

 共演の香里奈、貫地谷しほり、林遣都も登壇した。