NMB48の“しんしん”こと新澤菜央（25）が「推し活」ファンに送る「新澤菜央の興味新しん」。今回のテーマは「バレーボール」。中でも、男子は昨年パリ・オリンピック（五輪）予選で本番の出場権をつかみ取り、大いに盛り上がった。新澤とグループ随一の“バレーボーラー”芳賀礼（17）が、男子Vリーグ1部で首位を走るパナソニックパンサーズにお邪魔し、プロからバレーボールの楽しさを教わった。
- 笑顔でポーズをとる、前列左からNMB48の芳賀礼と新澤菜央。後列左からパナソニックパンサーズの仲本賢優、垂水優芽、中村駿介、児玉康成（撮影・前田充）
小学1年から9年間、バレーボールに励んだ芳賀はともかく、新澤は「体育の授業でもしたことないんです」。ちょっぴりドキドキもしながら、パナソニックの本拠地パナソニックアリーナ（大阪・枚方市）を訪れると、シーズンまっただ中にもかかわらず、ミドルブロッカー児玉康成、セッター中村駿介、アウトサイドヒッター垂水優芽、仲本賢優が、2人を温かく迎えてくれた。
- ストレッチするNMB48の新澤菜央（左）と芳賀礼（撮影・前田充）
中村から自己紹介代わりとばかりに、渋谷凪咲の卒業シングルとなった「渚サイコー！」の完コピ・ダンスを披露され、2人は「今すぐNMBに入れます！」と太鼓判。一気に和み、ランニング、ストレッチと念入りに準備した後、アンダーハンドパス、オーバーハンドパス、レシーブと基本的なプレーを学ぶ。体に染みついている芳賀はもちろん、新澤もすぐに上達。児玉に「のみこみがはやい」とホメてもらった。
- バレーボールに臨むNMB48の新澤菜央。右はパナソニックパンサーズの児玉康成（撮影・前田充）
- パナソニックパンサーズの指導を受けてサーブするNMB48芳賀礼（撮影・前田充）
ひと通り学んだところで、3－3に分かれてミニゲームを開始。児玉から「ラリーを10回やってみよう」と提案され、ボールを落とさずラリー。芳賀からはアニメのようなフライングレシーブも飛び出し、いよいよ10ターン目。新澤にパスが回り、周りから「アタックで締めて！」。踏み込んだ新澤のアタックは…空振り。吉本新喜劇バリに全員ずっこけた。
- スパイクを空振りするNMB48の新澤菜央。右は芳賀礼、左はパナソニックパンサーズの中村駿介（撮影・前田充）
- NMB48の新澤菜央（右端）がスパイクを空振りし、ずっこけるパナソニックパンサーズの選手たち（撮影・前田充）
最後はプロの本気のサーブレシーブも見せてもらい、新澤は「楽しかったー。選手は簡単にやりますけど、実際にやったらめっちゃ難しい。試合を見る目が変わりました」。芳賀も「生で見るとテレビで見るのは全然迫力が違う」と笑顔だったが…。
実は、芳賀は昨年11月の名古屋戦で始球式に登場。ただ、パナソニックはこの試合で今季唯一の敗戦を喫してしまったため「また始球式させてください！」。4人から「ぜひ」と快く返事をもらうと、逆に児玉から「僕らもNGKで新喜劇に出させてもらったので、今度はNMB（48）劇場にも出たい。難波をコンプリートさせてください」とオファー。「ぜひ遊びに来てください」と笑顔で応じていた。【阪口孝志】
- バレーボールに臨むNMB48の新澤菜央。右は芳賀礼（撮影・前田充）
- バレーボールに臨むNMB48の新澤菜央（撮影・前田充）
◆新澤菜央（しんざわ・なお）1998年（平10）8月2日、兵庫県出身。チームB2。18年7月に6期加入。19年9月、正規昇格。20年3月「だってだってだって」で初選抜。“あざとかわいさ”を武器に活躍中。身長156センチ、血液型B。愛称は「しんしん」。
- バレーボールに挑むNMB48の芳賀礼（撮影・前田充）
◆芳賀礼（はが・れい）2006年（平18）3月29日、兵庫県出身。チームM。22年12月、9期加入。23年1月、劇場公演デビュー。同2月の研究生公演初日にセンター。同12月、正規昇格。特技はバレーボール。身長153センチ、血液型不明。愛称は「れいぽん」。
- パナソニックパンサーズの指導でバレーボールに挑むNMB48の新澤菜央（撮影・前田充）
◆Q＆A「おしえて、しんしん」 新澤が毎回、ファンからの質問を1つ選んで“動画”で答える「おしえて、しんしん」では質問を募集中。疑問、お願い、相談など、何でもOKです。ハガキに新澤が動画の中であげた「合言葉」を書いて、郵便番号、住所、氏名（ペンネーム可）、年齢、電話番号を明記の上〒530・8334（住所不要）日刊スポーツ新聞社報道部「おしえて、しんしん」係まで。回答は次月以降に動画でお伝えします。
