乃木坂46、4期生の林瑠奈です。



“送る”と“届ける”



意味がよく似ているように感じる言葉ですが、

日常生活では自然と使い分けていますよね。



送る


「物が相手に届くようにすること」


届ける


「物を持って行って相手へ渡すこと」



勿論その他にも

沢山の意味があると思うのですが、

1番ポピュラーなものはこれらかと思います。



この意味通り、物を主体として考えると、

2つの言葉は似ているのではなく、



送る→届ける



のように連結しているものと

考えることができます。



都心で一人暮らしをする我が子に

仕送りを送る。



この場合の“送る”は

郵便局に持っていくところまでの話で、



長い旅を経たのち、配達という形で

郵便局員から荷物が運ばれる過程を

〝届ける〟と言うでしょう。




“送る”というのは委ねる行為で、

“届ける”というのは相手に何かを運ぶこと



という私の考え方に基づいて話しますと、

来週から行われる

30thシングルアンダーライブは、



“届ける”



を意識したライブにしたいと思っています。



普段のライブで色々な楽曲、演出がある中、

観てくださった方に感情を委ねる

“送る”という形での表現があります。



パフォーマンスをどういった視点で観るかが

人それぞれであれば、

そこから受ける影響も人それぞれ。



多少の思惑はあれど、

あくまでもその感情の揺さぶりは

皆様に委ねるものとして

ライブと接してきました。



しかし、今回のライブでは“送る”ではなく、

“届ける”を意識したいのです。



勿論この2つの使い分けが求められる局面も

あるかと思いますが、

全体を通して“届けるライブ”を

作りたいと思っています。



私たちがステージ上で感じているもの全てを、

皆様にも届ける。



同じ空気を感じてほしい。



そのときの感情をそのままに共有して、

私たちの熱苦しさを届けます。



迷惑メール並みの強制さで届けますので、

会場に来られる方は覚悟していてください。



そして、今回のアンダーライブですが、

最終日となる10月5日の大阪公演で

配信チケットが販売されることが

決定致しました。



全日程にドラマがあって

届けたいものが沢山あるわけですが、

この最終日には会場に来られない方にも

観ていただけるチャンスです。



画面越しの姿でも

満足だったと言っていただけるように、

精一杯届けたいです。



私にとって3度目となるアンダーライブ、

気持ちもクオリティも

1年前と比べて3倍以上に上げて臨みます。


https://www.nogizaka46.com/s/n46/page/30thsg_underlive


私たちの姿をよく観ていてください。


(ニッカンスポーツ・コム「乃木坂46林瑠奈 負けるな!しょげるな!乗り遅れるな!」)