新年早々、レオナルド・ディカプリオ(41)がまたシングルになったとのニュースが駆け巡っておりますが、「またか」って感じで、もうあんまり驚かなくなってますよね?

 10カ月おきぐらいにお相手が変わる回転ドア式。過去インタビューでは、「いつか、結婚するつもりはある」と言っていたレオだが、なかなか落ち着く気配もないまま、すでに41歳。ただ、レオの場合、今まで一回も結婚していないので、結婚に向いてるのかどうかさえ、自分でもわかっていないかもしれない。

 レオと同じパターンで、多くのモデルと付き合っていたのが元ニューヨーク・ヤンキースのデレク・ジーター(41)。昨年、交際中のモデル、ハンナ・デイビス(25)と婚約したことが明らかに。2014年9月に現役引退したジーターは、「現役時代の自分はプレーに集中するあまり、あまりにも自己中心的で、結婚なんて絶対にムリだった」と言ってましたが、自分をよくわかっている、非常に賢明で真摯(しんし)な人だなと思いましたね。

 そして、「永遠のバチェラー」の異名をとっていたハリウッドきっての元プレイボーイ、ジョージ・クルーニー(54)。この人もまた、若いモデル、B級タレント、ウエートレスなど多くの女性と付き合っていました。バツイチですが、あんなに「二度と結婚する気はない」と言っていたのに、人権弁護士アマル・アラムディンさん(37)と出会ったとたん、あっという間に結婚。彼の場合、自分の世界観を一瞬にして変えてしまう女性が登場したということでしょう。

 ここで、レオが今まで付き合っていた女性たちをザッとおさらいしてみることに。00年ごろまでは、共演女優たちと1年ぐらいのスタンスでの交際が多かったレオ。その後はスーパーモデルのジゼル・ブンシェン(00~05年)やバー・ラファエリ(05~10年)と、それぞれ5年間にわたり交際しています。しかし、その後、何かを学んだのか、短期間の交際が多くなっていきます。

 女優のブレイク・ライブリー(11年、5カ月で破局)、「ビクトリアズ・シークレット」のモデル、エリン・ヘザートン(11年~12年、10カ月で破局)、同じく「ビクトリアズ・シークレット」のモデル、トニー・ガーン(13年~14年、1年半で破局)、「スポーツ・イラストレーテッド」誌の水着モデル、ケリー・ローバッハ(15年、8カ月で破局)という感じです。

 では、レオってどんな結婚観を持っているのか? 12年3月当時、モデルのエリン・ヘザートン(当時22歳)と交際していたレオは、米誌インタビューで、まだ理想の女性に巡り合えていないと告白。「真実の愛を見つけていたら、今頃、とっくに結婚してるはずだよね? 思い上がった女性たちには、ウンザリさせられる。執念深い女性たちや、ご都合主義の女性たちにもね」と語っており、モテ男の宿命というか、大分、女性たちとの修羅場やすったもんだを経験してきた様子がうかがえる。

 理想の女性像はどんなかと思いきや、「僕をときめかせてくれるのは、ほとんどの男性たちが魅力を感じる女性だと思う。純粋で、善良な人であることが大事だよ」と、意外と古風でシンプル。以前より、自分の母親のような女性が理想だと公言してきたレオだが、「僕の母みたいに強くて、正直な女性が身近にいるということは、宝だね。それはまさに、僕が女性に求めるものなんだ」と語っており、かなりマザコンのようだ。

 ということは、”謙虚で純粋で善良な”理想の女性が現れれば、クルーニーと同様、あっさりと身を固めるということで、あとは、タイミング次第。それまではジーターのように、気楽に付き合える若いモデルたちでお茶を濁すといったところか。とりあえず、今年のレオはどんなロマンスの話題を提供してくれるのか、とっても楽しみです。

【鹿目直子】(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「SPY!CELEBRITY」)