櫻坂46田村保乃(22)のファースト写真集「一歩目」(小学館)が、今月17日に発売される。ロケ地やテーマ設定に自分の意見を反映させた内容だ。3枚目シングル「流れ弾」(10月13日発売)で新センターに選ばれたばかりの注目メンバー。体作りも経て自信もつき、心の変化のきっかけになった1冊だ。

1st写真集「一歩目」で掲載される写真の見本を前に笑顔を見せる櫻坂46田村保乃(撮影・小沢裕)
1st写真集「一歩目」で掲載される写真の見本を前に笑顔を見せる櫻坂46田村保乃(撮影・小沢裕)

写真集は北海道・岩見沢と沖縄・石垣島で撮影した。北海道は初訪問。「写真集を撮影するなら絶対北海道! と直感で決めていました」。構成などは全て自分の希望を伝え、幼なじみの男性から見たような目線をイメージしたという。

写真集撮影前には、有酸素運動や食事制限で体を絞った。「2分間全力で走って1分間歩いてっていう運動を、4回、5回と繰り返したらすごくいいらしくて。走る場所や時間がないときは、その場で全力で足踏みしていました」。初の水着やランジェリーでの撮影や、お風呂ショットにも挑戦した。「楽しんで撮影できたのは、自分なりに(体作りを)頑張れた証拠なのかな。正直もっと絞りたいと思っているので、まだ満足はしていないんですけどね」と笑顔を見せた。

1st写真集「一歩目」を発売する櫻坂46田村保乃(撮影・小沢裕)
1st写真集「一歩目」を発売する櫻坂46田村保乃(撮影・小沢裕)

昨年10月に欅坂46から櫻坂46に改名後、グループ初の写真集発売となる。18年夏の「坂道合同オーディション」合格組からも、ソロ写真集一番手だ。「プレッシャーは正直すごく感じました」と告白した上で「『坂道』の先輩方が写真集の文化みたいなものを作ってきてくださったのはすごく感じているので、しっかりグループにもつなげられるように、いい流れを作りたいです」と力を込めた。

強い覚悟で写真集と全力で向き合った結果か、「自分が変わっていくのを身をもって感じられました」と明かした。「本当にいい機会をいただきました。『自分がこれだけ頑張れるんだ』って思えて、自信がつきました」と感謝した。

「私の心の変化の過程が詰まった写真集になっていると思います。写真集撮りますって言われた時から、撮り始めた時、撮り終えた時…。今も変わり続けています。少しずつ、自分の意見や考えを発信したり、発言したりすることが悪いことじゃないんだと思えるようになってきました。自信がないっていうのが根本にあったので、『こんなこと言っていいのかな』ってずっと思っていたんです」

1st写真集「一歩目」を発売する櫻坂46田村保乃(撮影・小沢裕)
1st写真集「一歩目」を発売する櫻坂46田村保乃(撮影・小沢裕)

7月の野外ライブ「W-KEYAKI FES. 2021」の前にも、自分の意見をメンバーたちに話す場面があったという。「言わずにのみ込んだら絶対後悔すると思ったので、メンバーの前で初めて、私はこう思う、というのを言いました。間違いなく、写真集が大きなきっかけだったと思います」と明かした。

「実際はまだまだ、弱気になってしまうことのほうが多いです。だけど、この写真集という戻って来られる場所があるというのが、個人的には大きいです。制作期間とか、関わってくださった皆さんのことを思い出すと、いろんなことがあってもまた頑張ろうって思えるんじゃないかな」

ストイックに体を絞った一方で、ハートは一回りも二回りもたくましくなった。【取材・構成=横山慧】

◆田村保乃(たむら・ほの)1998年(平10)10月21日生まれ、大阪府出身。18年11月に欅坂46(現櫻坂46)に二期生として加入。特技はバレーボール。愛称「ほの」「ほのす」など。163センチ。血液型A。