乃木坂46の5期生、井上和(20)が新年の抱負を語った。昨年は38枚目シングル「ネーブルオレンジ」でダブルセンターに立ち、12月からはニッポン放送「乃木坂46のオールナイトニッポン」(水曜深夜1時)で3代目パーソナリティーにも就任した。さらなる飛躍に向けて、キーワードは“広げる”。個人としてもグループとしても、レベルアップを誓う。【寺本吏輝】
★4周年
2026年の目標を「すてきなグループである乃木坂46の輪を広げて、好きだと言ってくれる方を増やしたいって強く思っています」と掲げた。優しい口調の中に、固い決意が見えた。
22年2月の加入から、来月4周年を迎える。「今までは、恵まれた環境をいただいて、がむしゃらに頑張っていました」。昨年大きな転機が訪れた。2月に6期生が加入。初めてできた後輩が必死に取り組む姿に「今のままではいけない、って危機感に襲われました。自信を持って作品や言葉を残せるように、『魅せる』段階に入ったんだなと」。新たな1歩の踏み出し方を1年かけて模索した。
「今はアイドル戦国時代。自分たちは本当に自信を持って乃木坂46が大好きだからこそ、もっともっと欲張ってもいいんじゃないか」と心が決まった。加入と卒業でメンバーが入れ替わるグループだからこそ「ずっと好きでいてもらうことは本当に難しいので『変わらないために変わり続ける』」。大切にしている言葉を胸に、自身もグループも変化することで「まだまだ輪を広げられるんじゃないか」と目標を定めた。
★熱い魂
今年特に挑戦したいことには「6期生ちゃんともっと仲良くなりたいです」と挙げた。「3期生さんと4期生さんに同志みたいな雰囲気を感じていて、これから私たちが6期生ちゃんとそういう関係性が築けたらいいな」と笑顔。自身は「(先輩と)些細(ささい)な会話をしている時が『乃木坂46になれたんだ』と思えて一番うれしかった」といい、何げない日常で「私の思う優しさを与えられたら」と目を細めた。
「乃木坂46のオールナイトニッポン」では、飾らないトークを展開している。「乃木坂46の井上和というより、“素”の井上和で話したほうが楽しんでいただけるかな」と枠にとらわれない。「私の一番内側を全てさらけ出して、丸裸にしていけたらと思っています」と等身大の姿で挑む。
同番組で先代のパーソナリティーを務め、昨年11月にグループから卒業した久保史緒里からは「楽しんで自由にやりな!」と言葉をかけられた。「この子に任せたい、って思ってもらえたことがすごくうれしくて。何を犠牲にしてでも絶対にいいものを作ろうという気持ちで臨んでいます」と熱い魂を見せた。
「久保さんが作った城をハンマーで破壊するかのように、ひっちゃかめっちゃかに、いただいた言葉通り楽しくやらせてもらっています」と笑顔。「ラジオを機に私を知って、乃木坂46を知って好きになってくれたら」と願い、今年も全国へ声を届ける。
★背負う
26年は大河ドラマ「豊臣兄弟!」に茶々役で出演することも決まっている。「当たって砕けろの精神でオーディションを受けて、うれしい報告をいただきました。相応の覚悟を持って挑みます。乃木坂46の名前を背負って(演じ)、グループのためになればとも思っています」と真っすぐに見据えた。
さまざまな思いを込め、書き初めとして「広げる」と書いた。「ラジオと大河ドラマは久保史緒里さんから受け継ぎました。先輩方が作ってくださった道を私が広げたいのが1つ。そして、乃木坂46っていう輪をどんどん広げる。あとは、グループ内でもみんなでたくさん楽しい時間が広がっていったらいいな。幸せが広がる空間であり続けたいので、いろんな意味をかけて“広げる”です」。
より一層、グループのために、後輩のために。末広がりな1年へ、スタートを切る。
◆井上和(いのうえ・なぎ)2005年(平17)2月17日、神奈川県生まれ。22年2月加入の5期生。学生時代は弓道部。23年「おひとりさま天国」で初センター。愛称「なぎ」「にゃぎ」など。ファッション誌「non-no」専属モデル。158センチ。血液型B。








