日向坂46片山紗希(19)が、明日15日から2日間、横浜・ぴあアリーナMMで開催する「日向坂46 五期生LIVE」に挑む意気込みを語った。昨年3月に加入しアイドル2年目。著しい成長を見せる五期生の変化を見せる場を前に気合十分。熱意あふれる言葉で、無限の可能性を感じさせる。【寺本吏輝】
★「個性」
同期と力を合わせて作り上げるステージに、特別な思いがこみ上げる。「ライブが終わった頃には、五期生のストーリーを感じていただけると思います。驚きとともに感動も生まれるステージにしたいです」と自信を見せた。感じてほしいストーリーとはずばり「個性」だという。「歌と踊りはもちろん、かっこいい一面や、かわいい一面など」。積み上げてきたものを「おひさま」(ファンの総称)に伝えるべく、「(昨年11月に行われた)『新参者』からの期間の成長をお見せできるようにします」と高い意識で準備を重ねてきた。
特に自身が見せたい「個性」は「ギャップがあることの証明」だという。「五期生それぞれにイメージがあると思うんですけど、私はかっこいい系ではないので、かっこいいパフォーマンスができる人は本当にすごいと思いますし、私もそういう一面をお見せしたいです」。かわいらしい声とダンスで浸透しているキュートなイメージとのギャップが、1つの鍵を握る予感をさせる。
★ダンス
かっこいいパフォーマンスを目指し、二期生の先輩、金村美玖(23)や同期の大野愛実(19)の背中を追い続けているという。「2人はかっこいい曲をキレキレのダンスで踊るので、圧倒的なパフォーマンス力があります。私が想像する範囲を超えた表現がすごくすてきだなと思っています」と憧れを口にした。
「私はダンスを上達させたいんです」。言葉にすればするほど、ダンスへの思いが募る。「日々、ダンスがうまいメンバーを参考にして踊ることを意識しています。そうすることでズレている点を見つけて、自分のスキルも上がると思っています」と向上に努めてきた。参考にして近づいていくだけでなく、自身のカラーも乗せ、自分のものとして体得する挑戦も欠かせない。「加入初期の頃はすぐに頭がパンパンになってしまっていましたが、今は落ちついてできるようになりました」と確かな手応えも自信に変え、着実に階段を上っている。
★初選抜
5月発売の17枚目シングル「Kind of love」で初めて選抜メンバー入りを果たし、音楽番組などで数多くの経験を積んだ。同曲初披露は「7回目のひな誕祭」の横浜スタジアムの大観衆の前。「すごくうれしかったです」と素直な喜びを口にした一方、「ステージ裏で悔しい思いを抱えているメンバーへの誠意を含めてパフォーマンスをしなければいけないと思ってステージに立ちました」。芽生えた責任感も、パフォーマンスの進化へとつながる。
ともにステージを作る五期生10人の特徴は「全員がしっかり向上心を持っていること」だと語る。五期生の加入から程なくして、グループ黎明(れいめい)期を支えた一期生が全員卒業したことで「日向坂46の一員としての意識がより強まりました」と明かす。だからこそ「今、私たちが頑張らなくてはいけない、日向坂46に貢献したいと皆が強く思っています。五期生は負けず嫌いな子が多いです」。フレッシュとパッションあふれるステージで、グループに新たな風を吹かせてみせる。
「10人が集まるからこその強さを、10人にしかできない特別な瞬間を、目に焼き付けてほしいです」と力強くアピールし、「私は、このライブを通して1人のアイドルとして今まで見たことがない自分を自分でも見つけたいですし、見たことのない『片山紗希』を見ていただきたいです」と意気込んだ。
終始、熱気を帯びた言葉が並んだ。キラキラ輝く瞳は、真っすぐにステージを見据えている。
◆片山紗希(かたやま・さき)2006年(平18)12月26日、埼玉県生まれ。25年3月加入の五期生。愛称「さきてぃ」。特技はチアダンス。身長159センチ。血液型A。










