5歳の年齢サバ読みが明らかになったばかりの歌手冠二郎(70)が27日、ニッポン放送「テリー伊藤のフライデースクープ そこまで言うか!」(金曜午後4時)に電話で生出演した。日刊スポーツなどに文書でコメントは出しているが、肉声でこの件に触れるのは初めて。

 パーソナリティーのテリー伊藤(65)が冠のことを「大親友です」と紹介。その後で「同い年の同期で、今まで『冠さん』と呼んでいたのに、『冠先輩』と呼ばないと」などと話した。冠は「ごめんなさい。全国の皆さん、心の底から申し訳ないと思っております」と謝罪した。

 1967年(昭42)11月に「命ひとつ」でデビューした当時を振り返り、「まさかこんなに売れるとは思っていなかった」などと釈明もした。

 25日に80枚目の新曲「酒ものがたり」を発売したタイミングなので、テリーから「買え買え詐欺じゃないの?」などと、いじられる一幕もあったが「引退まで考えたんだから」と何度も反省の言葉を口にしていた。