武田梨奈(24)渡部秀(23)が14日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画「進撃の巨人」前編(樋口真嗣監督、後篇9月19日公開)大ヒット御礼舞台あいさつに登壇し、撮影でパンチを浴びせ合ったと明かした。

 2人は巨人調査団に入った恋人を演じ、他の団員を尻目にイチャイチャし続ける役どころだ。それが、明日15日からNTTドコモの定額動画配信サービスdTVでネット配信されるオリジナルドラマ「進撃の巨人 反撃の狼煙」の3話「自由への旅立ち」の中では戦う役どころを演じる。巨人を倒すために人間が装着する、立体機動装置を使っての対人空中戦も演じており、フクシ役の渡部は「(映画)本編でも、こんなにやってないくらいアクションをやってた。柔術と打撃と剣とたいまつアクションも…。こぶしとこぶしで、ぶつかり合う愛を描きました」と明かした。

 すると、リル役の武田が「私は本番中に、顔を思いっきり何十発も殴るシーンで本当に殴ってしまった」と言い苦笑した。渡部が「2発ほど、頬骨にワールドクラスのパンチが…」と続けると、武田は「笑って許してくれました」。武田は琉球少林流空手道月心会の黒帯で、高校時代に全国チャンピオンになり、昨年6月に飛び入り参加した、全関東空手道選手権大会でも「高校・一般・壮年・女子段組手の部」「高校・一般・男女段の型の部」でダブル優勝とMVPを獲得した腕前だ。

 そんな武田のパンチを食った渡部だが、「僕のパンチも武田さんのみぞおちに入った。結構、ガチで当たったりしたので臨場感があると思う」と笑った。武田も「本当にぶつかり合ってやりましたね」と振り返った。