V6の井ノ原快彦(40)が、NHK「あさイチ」で“朝ドラ受け”を始めた当初のエピソードを披露した。

 井ノ原は5日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」に出演。シンガーソングライターの森山直太朗、秦基博の3人でトークを繰り広げた。

 自身がキャスターを務めているNHK「あさイチ」に抜擢されたことが大きな転機になったと語り、それまではバラエティ番組などに出演してもシックリこなかったが、同番組については「『あ、ここだ!』と思った。『今まで培ってきたものを普通に披露して良いんだ』『自然体で良いんだ』って。“ハマった”って感じがあった」と話した。

 同番組で、今やお馴染みとなっているのが、前番組である連続テレビ小説の感想を冒頭で話す“朝ドラ受け”。これを始めたキッカケは、一人暮らしの祖母から「朝ドラを観終わって感想を話す相手が居ない」と聞いたことからだったという。「そういう人も多いんだろうな」と思い、「あさイチ」で朝ドラの話をするようになった。

 しかし「最初は番組から禁止されていた。『週3回までにしてくれ』って。『苦情が来ているから』」と番組スタッフからは“朝ドラ受け”を止められていたが、「シカトしてやっていた。なぜなら俺は、おばあちゃんのためにやっていたから」と井ノ原。続けるうちに、“朝ドラ受け”を続けて欲しいというリクエストが来るようになったと明かした。