女優の蒼井優(31)が、高校生活でいじめに遭わないために3年間で男子生徒と一言も口を利かなかったことを明かした。

 蒼井は9日放送のNHK「あさイチ」に出演。1999年にミュージカル「アニー」のポリー役でデビューしてからこれまでの道のりを振り返った。

 出身地の福岡県から上京し、東京の高校に通うことになった蒼井。小学生時代にいじめられた経験があり、高校生活ではいじめに遭わないためにどうすれば良いのか、入学前にいろいろと考えたという。「学校にせっかく朝早く行っていじめられたら元も子もない。勉強には集中できないし、無駄な時間かと思って、どうやったらイジメられないだろうって入学前に考えたときに、多分男性としゃべらなければイジメにあわないんじゃないかって。あとはグループに属さない。親友をつくってその親友とだけ遊ぶって決めたら、本当にいじめられなくて済んで。高校生活はすごい楽しかった」と語った。

 司会の有働由美子アナウンサーも「突出してモテるとか、良い男子と付き合うと、確かに目を付けられる」との例をあげて、蒼井のいじめ回避策に感心。蒼井は「誰かの彼なのに喋ってたとか、当事者の女の子が怒るんじゃなくて、その周りが気分を害したりとか。多分、変な正義感だと思うんですけど」と女子生徒のいじめが起きやすいケースについて語った。井ノ原快彦が「男子も悪気なくバカだから、その子に対していい言葉を掛けたりとか」と男子生徒の“あるある”を話すと、蒼井と有働アナから「それが悪い」と指摘された。