米倉涼子(41)が30日、2歳年下の会社経営者と離婚したことを発表した。所属事務所が、米倉のコメントを含む文書を報道各社に送り、協議離婚がこの日成立したことを公表した。

 米倉は署名入りの文書で「私たちは時間をかけ協議を重ねた末、このたび、離婚が成立いたしましたのでご報告させていただきます。私事でお騒がせしましたことをおわび申し上げます」と報告。「これからも女優として、1人の女性として、前をみて進んでいきたいと思っております。また新たな気持ちで自分らしくいろいろなことに挑戦していけるよう、日々精進して参ります。今後ともご指導鞭撻(べんたつ)のほどよろしくお願い申し上げます」と現在の心境と今後に向けた決意をつづっている。

 2人は約2年間の交際を実らせて、14年12月26日に結婚したが、3カ月後の15年3月に一部週刊誌に別居を報じられた。所属事務所は離婚の可能性を否定したが、その後、夫婦関係が危機にあることは認めた。さらに4月に週刊文春が「米倉が離婚を決意した」と報道するなど、離婚は秒読みとも言われていた。また2人は結婚前から関係が不安定で、都内の新居でもほとんど一緒に生活していなかった。米倉はイベント出演などした際、取材陣に離婚の可能性などについて聞かれても無言を貫いてきた。

 所属事務所はこの日「離婚した事実以外は何もお答えできない」としたが、親しい知人らによると、2人は別居後、1度も関係が修復せず、互いの弁護士が離婚に向けた協議を重ねてきたという。関係者によると、慰謝料などは発生していない。会見を開く予定はない。

 米倉は女優業は順調だ。22日まで放送されたテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子」の平均視聴率22・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は、全話平均で今年の民放連続ドラマ最高の記録となった。

 ◆米倉涼子(よねくら・りょうこ)1975年(昭50)8月1日、神奈川県生まれ。92年、第6回全日本国民的美少女コンテスト審査員特別賞受賞。モデル活動後、00年1月、TBS系「恋の神様」で女優デビュー。その後テレビ朝日系「黒革の手帖」など多くのドラマに主演、12年秋からテレビ朝日系「ドクターX~外科医・大門未知子~」に主演。同年に米ブロードウェーミュージカル「シカゴ」主演。特技はクラシックバレエ。血液型B。