志尊淳(21)主演の横浜・神奈川芸術劇場公演「春のめざめ」(5月5~23日)の会見が9日、同劇場で行われた。思春期の少年たちの性の目覚め、生きることの葛藤を描いた、ドイツの劇作家ヴェデギントの名作の舞台版。

 優等生メルヒオール役の志尊は「初のストレートプレイで、初の舞台主演。プレッシャーはあるけれど、プライドを捨てて、(演出の)白井(晃)さんの胸に飛び込んでいきたい」、14歳のヒロインのヴェントラを演じる大野いと(21)は「120年前に性を描いた作品で、本を読んで驚きと魅力を感じた。誇りをもって挑んで、14歳をもう1度生きたい」と話した。