お笑いタレント萩本欽一(75)が、司会を務めた98年の長野五輪閉会式をめぐって芸能界引退を考えたエピソードを明かした。日本テレビ系バラエティー「ドラマちっくニュース2時間スペシャル」(17日午後7時)の中で語った。

 欽ちゃんは長野五輪閉会式の舞台裏を明かし、アドリブ禁止で台本が秒単位で決められていたという苦悩を告白。持ち味である軽快なアドリブと自由さを封じられた上、丸暗記は苦手で、リハーサルからとても緊張していたという。「このオリンピックで失敗して、芸能界引退して…って思って」「オリンピック以降の仕事は全部入れないで、会社にもだいたい辞める方向にあると伝えた」。マスコミ宛に、「さよならの言葉」まで用意していたという。

 重圧を乗り越え、閉会式は感動的なフィナーレ。「人生初めてセリフ通り言えた、たったひとつの仕事」「1人で泣きました。マネジャーも一緒に泣いてくれました」。務めきった後は、2週間1度も家から出なかったほど大変な仕事だったとし、2020年の東京五輪の司会は全部アドリブでやってほしいと話した。

 番組は、バナナマン設楽統と桝太一アナウンサーのダブルMCで、2017年のいま知って起きたいニュースをドラマで解説。ほかに「いつ起きてもおかしくない富士山噴火」「この世から花粉症がなくなる!?~未来JIN」など。