俳優小出恵介(33)が今日9日発売の写真週刊誌「フライデー」で、17歳女子高生との飲酒、淫行を報じられている。小出は「弁解の余地はない」と事実関係を認め、全面的に謝罪。所属事務所アミューズは8日、小出の無期限活動停止を発表した。

 小出は小学2年から3年間、商社マンの父親の転勤で、インドに移住した。テレビ関係者によると「インドでは運転手付きの車で学校に通った」と話していたという。日刊スポーツのインタビューでは「人種の違いも気になりませんでした。日本にいるよりアクティブでいろんな国の子と遊んだ」と活発だった幼少期を明かしている。

 慶大文学部に進学。英語で演劇を行うサークルの中心人物だったという。当時を知る関係者は「勉強ができて、年上に対しては礼儀正しい。若いのにはじけてないと感じるほど、物静かな印象だった」と振り返る。

 品が良く、頭が良いという、育ちの良さや優等生イメージに反発する一面もあった。ある映画関係者は「群れるタイプではないし、なめられてたまるか、という反骨心を持っている。言いたいことをはっきり言う、男っぽさ満点のタイプ。特にまだ売り出し中のころ、若手の間では『オラオラキャラ』でした」と話す。

 ある小出の知人は「いつ会っても礼儀正しい」と感心する一方、「酒癖が良くない」と指摘する別の知人もいる。「度数の高い酒が好きで、ウイスキーやウオッカをガンガン頼んでいました。飲むと声を荒らげたり、なぜか関西弁になっていました。知り合いの女の子の話をすると、『その子を呼べ』と言われたことがあります。店内をフラフラして倒れ、寝てしまったこともありました」と証言。さらに「店をハシゴして、朝まで飲むタイプ。普段は感じがいい好青年なのに、正直なところ、お酒がたくさん入ると面倒なタイプとして、業界で知られていました」と話している