NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜午後8時)に主演する女優柴咲コウ(35)が3日、東京・両国の江戸東京博物館で特別展「戦国!井伊直虎から 直政へ」(4日~8月6日)の内覧会に出席した。

 展示されている直虎の名と花押が記された唯一の書状である「関口氏経連署状」や僧名の次郎法師が彫られた世継観音像を観賞。「初めて実物を見たのですけど、直虎は本当に実在していたんだと。より身近に感じられました」と感激した様子で語った。

 一方で、「個人的には刀がすごく好きなんです」と明かし、「心から平和を願っているんですけど、ついつい吸い寄せられる魅力があるんです」と話した。

 ドラマは、撮影開始から10カ月がすぎた。今後、怒濤(どとう)の展開となっていくとし、「特に30、31、32、33話は絶対に見てください」とPRした。柴咲は、特別展の展示を観賞し「(今後の)ヒントが得られた気がします」と満足げだった。