女優門脇麦(24)が15日、東京・渋谷シネパレスで、主演映画「世界は今日から君のもの」(尾崎将也監督)の初日舞台あいさつに出席した。

 主人公は引きこもりの女性。門脇は自分とは正反対としながらも、共通点もあるとした。「高校時代、放課後は友達と過ごすより、DVDを借りて、あ(行)から順番に、映画をもんもんと見てました。さ(行)くらいで、効率悪いと気付きました。監督の名前で見た方がいいんじゃないかと…。最初は(タイトルが)『愛の-』ばっかりで、きつかったですね」。

 同作撮影前の15年に「急性喉頭蓋炎(がいえん)」で入院した経緯もあり、門脇は「撮れるか撮れないかということになって、ご迷惑をお掛けした。本当にうれしいです」と、公開を喜んだ。

 主人公の父親を演じたマキタスポーツは、冒頭いきなり「こんにちは。船越英一郎です。逃げ続けてる松居一代に見せたい」とあいさつして笑わせた。ほかに三浦貴大、比留川游、YOUが出席。