KinKi Kidsが15日、横浜スタジアムで、デビュー20周年記念イベント「KinKi Kids Party!~ありがとう20年~」を開催した。

 堂本剛(38)は、突発性難聴が完治しないため、全編通じて生放送で映像出演した。

 冒頭、会場内の巨大モニターを通じて、剛が登場した。今回の経緯を紙芝居を使って説明し、ファンの笑いを誘った。その後剛の呼び込みでステージに登場した堂本光一(38)は「皆様に本当にご心配をおかけしました。2人で出られることが一番よかったけど、こんな形でもみんなが来てくれてうれしい。ありがたいです」と感謝した。その上で「ギリギリまでどうするのがいいか悩みました。でも万全じゃない剛くんを横にできないと思った。ドクターストップだけじゃなく、『光ちゃんストップ』もかけた」と明かした。

 会場にはゲストとしてTOKIO長瀬智也(38)と生田斗真(32)が駆けつけた。光一は長瀬と「全部だきしめて」「硝子の少年」を、生田と「雨のMelody」を歌った。剛のいる中継先にはジャニーズJr.のふぉ~ゆ~が登場した。

 ラストはファン3万人で埋まった会場が一体となって「Anniversary」を大合唱し、上空には花火が打ち上がった。剛は「KinKi Kidsとファンの関係性があれば、なんでもできる、なんでもあり。本当に感謝しています、愛しています」とあいさつした。光一は「本当に感謝しています。皆様との関係性があったからこそ、今日ができました。いろいろを経てまた2人そろったパフォーマンスをお届けさせてください」と締めくくった。