お笑い芸人狩野英孝(35)が21日、AbemaTV「必殺!バカリズム地獄」に生出演した。17歳の女子高生との淫行疑惑で1月から謹慎、先月1日に解除後、初の生出演。同じ事務所のバカリズム(41)とお笑いコンビ三四郎の小宮浩信(33)を相手にトークを繰り広げた。

 学生服に頭に鬼の角を2本付けた狩野は「Abemaは謝罪会見以来。あの時は本当に真剣でした」。バカリズムが「大爆笑で、ふざけていたね。まるで、(テレビ朝日のバラエティー)『ロンハー(ロンドンハーツ)』みたいだった」と突っ込むと、小宮は「勝手におもしろくなっちゃった」と笑った。

 狩野の謹慎が決まった時に、小宮から電話があったという。「大号泣で『いやですよ~、狩野さんがいなくなるなんて』って泣かれた」。謹慎中の前半は、ほとんどテレビを見なかった。「誰も芸人が出ていない、海外の風景を移すような番組を見ていた」と振り返った。

 それでも「腐ってもお笑い芸人だから」とネタ番組を見たという。「『おもしれえな、俺、何やってんだよ』と思いながら見てたら、事務所の先輩のナイツが出てきて、ボロクソに俺のことをネタにしていた(笑い)。すぐに消しました」。また、「初心に帰るため」にピン芸人日本一を決めるR-1ぐらんぷり出場を考えて、情報を集めたこともあったと明かした。