吉川晃司(51)がのどの手術をすることが21日、分かった。この日、東京・日本武道館公演を行い、アンコールで「1つ早めに皆さんに話しておきたいことがあって」と切り出した後「ツアーに入って、3日前に、まあ、ちょっとのどでもみておくかと思って(病院に)行ったら、完全にポリープになっちゃっていて。主治医の先生に頃合いを診てもらって、1回切っちゃおうということで」とファンに報告した。

 「去年の春に声帯に結節ができて、たまたま、かぜをひいて高熱が出てうっ血した時に、ばーっと声を出すと、ぐしゃっとなるんだけど、それをやってしまって」と異変を感じたきっかけを説明。「去年から、ピアノで言うと、鍵盤が5つぐらい壊れていたんですよ。これをうまく出さないように、うまくやっていたんですけど。聞いていただいたように、そんなにばれないっちゃ、ばれないじゃん。でも(壊れた)鍵盤5つが10になって、最後は歌い手生命がなくなっちゃうので」と手術を決意した経緯も明かした。

 全国ツアーは今月8日に開始したばかりで、9月12日まで行う予定。手術日程については「ツアーが終わったら、少し頃合いをみて、ということになるので、よろしくお願いします」とした。ツアー終了後に医師と相談しながら、手術日程を決めるとみられる。「3カ月から半年ぐらい歌えなくなるので」と明かすと、「ええっ!?」と心配するファンに対し、「ちょっと伸びないところはあるけれど、全然ご心配なく。楽しんで帰ってくださいよ」と明るく呼び掛けていた。