女優東てる美(60)が6日、都内で、還暦パーティーを行った。

 同パーティーで東はフラメンコを披露。「還暦でフラメンコを披露するのが夢だった」という。普通の人ならばソロを踊るまでに4年かかるところを、わずか1年4カ月で踊ってみせた。東の誕生日は8月12日。「来週には61歳になってしまうので、なんとか還暦の間に間に合ってよかったです」と笑顔を見せた。せんだみつお(70)渡部絵美(57)らが駆け付け、祝福した。

 フラメンコを始めたきっかけは「単なる健康のためだった」というが、「実際に始めてあまりの激しさにビックリしました。筋肉が無いと踊れないんです。先生から『まず踊れる身体を作りましょう』といわれました」と予想外の壁に直面した。しかし、「還暦中に披露したかったので」と並々ならぬ情熱で挑んだ。「いつかというか70歳までに情熱や情念を表現できるようになりたい」と熱く語った。

 また、この日発売の新曲「60にして」「揺れる満月」も初披露。2曲ともシンガー・ソングライターHANZOによる作品だが「揺れる満月」は「(テレビでは)放送できないくらいエロい曲です」と紹介。「60にして」は感謝の気持ちを表現した曲になっている。「これからだぞっていう思いですね。今の60歳はエネルギッシュですからね」と話した。

 親の介護、子どものためと、これまでは自分の時間が少なかった東。「これからは自分のために生きていけるので、時間をかけてやりたいことをやっていきます」と抱負を語った。