東日本大震災復興を願い、間寛平(68)らが12日、福島、宮城、岩手3県を駅伝方式でつなぐ「みちのくマラソン」を始めた。

 第1走者の寛平は、東京電力福島第1原発事故の避難指示が4月に一部で解除された福島県富岡町で「(被災地に)勇気と元気をつけるために来ました」と宣言して出発。4月末、兵庫県内で木登り中に落下して折れた肋骨(ろっこつ)は「まだくっついてない」と明かし周囲を驚かせながらも、笑顔で住民らとハイタッチしていた。マラソンは2012年に始まり、今年で6回目。芸人ら約40人と住民でたすきをつなぎ、3県の仮設住宅などでお笑いのネタを披露しながら、24日に岩手県宮古市でゴールを迎える。