芸能リポーターの井上公造氏が、女優斉藤由貴のヘアメイクと名乗る女性から「斉藤由貴が直接話したいことがある」とホテルに呼び出されたという過去について語った。

 斉藤への取材歴は30年という井上氏。14日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演し、88年に公開された斉藤の主演映画「優駿」の撮影を密着取材していた際に起きた出来事を明かした。

 斉藤のヘアメイクと名乗る女性から電話があり、「斉藤由貴さんが僕に会って直接話したいことがある、個人的なことで」と都内のホテルに呼び出されたという。女性からは「偽名で部屋を取ってるから、夜の10時に部屋を訪ねてきてくれ」という指示だったそうで、「ワクワクしながら行った」という井上氏だが、「結果、誰も現れなかったし、ヘアメイクらしい女性もいなかった」と、斉藤の姿もそこにはなかったと明かした。

 「ドッキリカメラならわかるんですけど、何もそういうのがないから、いまだに『何だったんだろう』って」と謎のままだという。「ひょっとしたら斉藤由貴さんが、入り口まで来たけどやっぱりやめたって帰ったんじゃ…」とポジティブに受け止めたが、「そんなことないですね。バカですね」と自虐した。