タレントの高田純次(70)が、自身の代名詞でもある“テキトー男”に戸惑っていたことを明かした。

 高田は3日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。ひょうひょうとした芸風で「テキトー男」「平成の無責任男」などと呼ばれるが、そうしたイメージが定着したきっかけは、06年に出版された書籍「適当論」だったという。

 同書は精神科医の和田秀樹氏が高田の発言からその考え方を分析したものだが、高田は同書によって「テキトーっていう言葉が先に歩き始めちゃった」と語った。

 「自分の今までしたことを第三者がそう言うんであって、テキトーって呼ばれちゃうと、自分でどうテキトーにしていいのかわかんなくなっちゃう」と困惑したという。

 しかしその一方で、父親から「軽佻(けいちょう)浮薄:気分が浮ついていて行動が軽々しいこと、の意)」だと言われていたと明かし、「軽佻浮薄って何かなって思って、辞書で調べたら『とても良い行いの人』って書いてありました」と笑わせるなど、放送中はテキトー発言を連発していた。