スーパー日舞の花園直道(29)が得意の“MJメドレー”で華麗に舞った。8日、大阪市のエルセラーンホールで「スーパー日舞 TOUR IN OSAKA」を開催し、伝統的な日本舞踊に洋楽などを融合させた斬新なパフォーマンスを披露。タップダンスや津軽三味線、歌などバラエティー豊かな構成だったが、終盤のマイケル・ジャクソンメドレーでは「スリラー」などアップテンポな名曲に合わせ、息をつかせぬ踊りの連続。扇子や帽子なども駆使し、ひときわ大きな拍手を浴びた。

 約1年半ぶりとなる大阪公演に「また戻ってこられてよかった」と笑顔。海外でのステージ経験も豊富で、「台湾やマレーシアでも、大阪に行ったことがあるという人が多いんですよ。本当に大阪は人気がありますよね」とトークでも客席を盛り上げた。

 この日の舞台は2部構成だった。1部では箏(そう)の勝井粧子、尺八の井本蝶山が共演したほか、地元大阪出身の演歌歌手・塩乃華織が「和和和なショータイム」と題したステージで約400人の観衆を盛り上げた。