フリーアナウンサーの高橋真麻(36)が、有名芸能人の親を持つ2世タレントとして自身の心得を語るとともに、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕されたタレント清水良太郎容疑者(29)について「親に反発したい気持ちがあったんじゃないか」と推察した。

 真麻は17日放送のフジテレビ系「バイキング」に出演。俳優高橋英樹の娘として“2世タレント”あつかいされることに「私は父と職種がちょっと違うんですけど、フジテレビに入ったとき、自分がアナウンサーになりたくて120%努力してようやくなれたのに、コネだとかブスだとか七光だって言われて、ヒドいと思ったこともあった。どんなに自分で頑張ってもそういうふうに言われる。親の名前が消えないって悩んだ時期もあった」と苦しんだことを明かした。

 しかし「『最初はコネだと思ったけどそうじゃなかったんだね』って言われるように頑張ろう」と前向きに考え、さらに「確かにフジテレビのアナウンサーにしたらちょっと顔はよろしくなかったなって開き直ることができるようになった」という。「(2世と呼ばれることを)受け入れて、自分のキャリアをきちんと形成していけば、それによって自分も自信が持てるし、親子関係も良好になる」と自身の経験から語った。

 また、2世タレントの清水容疑者についてはこれまでの言動から「顔もカッコイイし(ものまねの)技術もうまいし、『なのになんで俺はいつもお父さんの(七光)って言われるんだ』っていうフツフツとした思いがずっとあって、たぶん親御さんに愛されててその愛情もわかっている反面、どこかで親に反発したい、ちょっと悪さをやってやりたいっていう気持ちがあったんじゃないか」と推察した。