覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた元俳優橋爪遼被告(30)に東京地裁は13日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。被告は俳優橋爪功の息子で、テレビドラマや映画に出演していた。

 福嶋一訓裁判官は「安易に犯行に及んだ経緯に酌むべき点はなく、強い非難に値する。刑事責任は軽くない」と指摘。反省していることなどを考慮し猶予判決とした。

 起訴状によると、6月2日ごろ、知人の男(46=同法違反で有罪確定)と共謀し、埼玉県新座市の男の自宅で覚醒剤を使用したとしている。