やくみつる氏(58)が、横綱日馬富士の暴行問題をめぐる横綱白鵬の言動を受け、「化膿の進んだ腫れ物」だと例えた。

 1日放送のフジテレビ系「とくダネ!」は、前日に行われた日本相撲協会の定例理事会の内容を取り上げた。

 貴乃花親方は暴行問題への対応のため、12月3日から始まる冬巡業に参加しないと発表。八角理事長が11月28日に福岡市内で暴力問題再発防止について行った講話の最後に、貴乃花親方を巡業部長から外してほしいと横綱白鵬から要望が出ていたことがわかったが、コメンテーターとして出演した俳優の梅沢富美男は「こんなことを横綱に言わせるなんて、ちょっとおかしいんじゃないですかね。だって冬巡業っていうのは相撲界のひとつの興行ですから。そこへ力士の1人が『行かねえ』とか『行きたくねぇ』とか、そんなことは言っちゃいけない話ですよ。そんなことを平気で言わせてるのもおかしい。そんなバカな話ありますか?」と、白鵬と相撲協会を批判した。

 やく氏は要望を出した白鵬について「仲間連中の意見を取りまとめてという機会も、そういう意思もないでしょう。これは白鵬の私的な恨み節だと思う」と推測し、「白鵬は己が化膿の進んだ腫れ物になっていることに気づくべき」と指摘した。