落語家立川談笑(52)が3日、都内で、12年に亡くなった18代目中村勘三郎さん(享年57)主演のシネマ歌舞伎「め組の喧嘩」の上映前にトークショーを行った。談笑は「め組-」を落語のネタでやっている。

 談笑の師匠で11年に亡くなった立川談志さん(享年75)と勘三郎さんが仲が良かったことから、思い出話を披露した。若手の頃、談志さんが独演会を「二日酔いでできないから、勘九郎(当時)に代演させろとよんじゃった。そこにバイク事故で顔がゆがんで、復帰前のビートたけしさんまで来ちゃったから大騒ぎ」と振り返った。

 打ち上げの帰りの車中では、談志と勘九郎さんと3人で乗り合わせたという。「大変、緊張しました。勘九郎さんは『コーヒーでも飲んでいくかい』って、私にまで声をかけてくれる優しい人でした」と、その人柄をしのんだ。