女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の12日放送第62話の平均視聴率が20・6%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 第62話は、リリコ(広瀬アリス)に諭されて、藤吉(松坂桃李)の行動を理解したてん(葵わかな)は、風太(浜田岳)に協力してもらって団吾(波岡一喜)のもとに出演を交渉しに行く。しかし、団吾には一蹴される。その後、団吾のもとにお夕(中村ゆり)がいることを知ったてんは、お夕を説得するがお夕は聞き入れない。てんは団真(北村有起哉)のことを案じる、という内容だった。