「第50回ミス日本コンテスト2018」が15日、都内ホテルで開催され、グランプリに会社員の市橋礼衣さん(23)が輝いた。

 市橋さんは「まだ夢の中にいるようで、実感がわきません。グランプリになれて幸せで胸がいっぱいです」と感想を述べた。

 グランプリ受賞までの道は順風万端ではなかった。ミスユニバースでは愛知大会に応募して3位。同石川大会では2位。あと1歩が届かなかった。「自分に何が足りないのかと悩みました。会社員のまま普通に生活していこうと諦めかけた時期もありました」と明かした。だが、諦めなかったことが今回のミス日本グランプリ受賞につながった。「諦めなければ可能性はあって、道は開けるんですね」とほほ笑んだ。

 山口百恵さんが目標だというが、「壇蜜さんも好きなんです。立っているだけで美しくて、話も知的なので、あんな女性になりたいです」と話した。

 この日、ミス日本50周年を記念した感謝状が女優藤原紀香(46)に授与された。藤原は92年第24回大会でグランプリを受賞している。「感謝状をいただけるなんて思っていなかったし、私が感謝を申し上げたい気持ちです。今の私がいるのはあれがきっかけでしたから」と話した。「あの時心の中に小さな灯が生まれて、それを1年1年大きな光にしていこうと、今日感謝状をいただいてますますそう思いました」と述べた。 「受賞した人も出来なかった人も、これは本当にチャンスです。心の灯をもっともっと大きな輝きにして日本を元気にして、それを世界に伝えてください」とエールを送った。

 各賞受賞は以下の通り。

 ◆ミス日本グランプリ 市橋礼衣さん

 ◆同「水の天使」 浦底里沙さん(21)

 ◆同「みどりの女神」 竹川智世さん(20)

 ◆同「海の日」 山田麗美さん(20)

 ◆同「ミス着物」 岡部七子さん(18)

 ◆準ミス日本 霜野莉沙さん(19)