テレビ朝日系連続ドラマ「BG~身辺警護人~」(木曜午後9時)の25日第2話の平均視聴率が15・1%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べでわかった。第1話は15・7%だった。

 木村拓哉(44)主演でボディーガード役に初挑戦。丸腰で危険に立ち向かう民間警備会社の敏腕ボディーガードを演じる。緊迫感あふれる作品の中で新境地に挑む。

 主人公、島崎章は中学生の息子と2人暮らし。かつて敏腕ボディーガードだったが、過去のある出来事をきっかけに工事現場の警備員になっていた。ところが勤務する民間警備会社が身辺警護課を新設するにあたって復帰を決意し、過去を隠して“新人”として着任する。当初は周囲から頼りないと思われていたが、卓越したスキルで警備対象者の身を守っていく。収録に向け、警備会社によるボディーガードの研修も受けた。

 あらすじは、人権派で知られる裁判官、行永(田中哲司)の自宅で自転車に放火される事件が発生。1審で死刑判決が言い渡された「老人ホーム殺人事件」の判決を控える行永への脅迫行為とみた警察は捜査を開始する。行永には警視庁のSPがつくが、妻の亜佐美(大塚寧々)にはSPがつかないため、彼女の警護は章(木村拓哉)らが担うことに。しかし、相変わらずSPの落合(江口洋介)は章たちを邪魔者扱いし、亜佐美はボディーガードがつくことに難色を示すのだった。行永が外出すると一転、亜佐美は章とまゆ(菜々緒)を小間使いのように扱い始める。