女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の24日放送の第94話が20・4%、(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、キース、アサリは世間ではやっていることなどを漫才のネタにすることに苦労する。てん(葵わかな)は、万丈目(藤井隆)にネタを書いてもらうことを提案する。

 そこへ、藤吉(松坂桃李)の母、啄子(鈴木京香)が旅の途中で立ち寄る。立派な寄席になったことに驚き、てんに感謝する。しかし、藤吉は体に異変を感じる。