NHK木田幸紀放送総局長が24日、定例会見を行った。16日に起きたJアラートに関する誤報について「国民の安全にかかわるJアラートに関して誤報を出したことは、公共放送NHKの根幹にかかわる重大な事件。心からおわびしたい」と謝罪した。

 誤報が起きたのは16日午後6時55分ごろ。同局のホームページやニュース・防災アプリで「北朝鮮ミサイル発射の模様 Jアラート 政府“建物の中や地下に避難を”」と5分間速報し、5分後に「誤報だった」と訂正した。

 担当責任者によると、ネット上に速報を配信する端末を誤って操作し、配信ボタンを押してしまったという。木田総局長は「2度と絶対このような間違いを起こさない覚悟」とした。