11日に大阪松竹座で、4代目桂春団治を襲名する桂春之輔(69)が1日、大阪・池田市民文化会館で「第6回いけだ落語うぃーく」(4月16~22日、同所ほか)の取材会に出席し、襲名を目前に控えた心境を「口が重くなりました」と吐露した。

 師匠の3代目は寡黙で知られたが、春之輔は「3代目がなんであんなしゃべらんかったんか、今、よう分かります。余計なことしゃべらんと、おとなしい(く)しとけと(いうこと)」。これまで柔らかい人当たりで知られた春之輔は苦悩しているようで「でもまあ、3代目みたいに寡黙になるか、今まで通り軽い感じでいくか、なりゆきにまかせますわ」と笑った。

 「-落語うぃーく」は、3代目が初代の墓がないことを憂い、大阪府池田市の受楽寺に98年に碑を建立。その縁から、00年より毎年春に池田市内で「春団治まつり」を開催。5年前に規模を拡大し「-落語うぃーく」として開催されてきて、今年はその6回目になり、春之輔は初めて「4代目」として出演する。

 期間中の21~22日が「春団治まつり」で、最終7日目の22日は、4代目の襲名公演となる。

 また、初日の16日は、明治150年にちなみ、明治時代に作られた落語を上演。明治時代の落語を語るトークも設けられ、林家染丸(68)も久々に登場する。

 5日目の20日は、宝塚歌劇ファンの落語家が集まって、これまで天満天神繁昌亭で定期公演している「宝塚ばなし」特集を上演。林家染雀、笑福亭生喬、桂春雨、桂あやめらが出演し、あやめは「男装エレジー」を演じる。

 あやめは、娘が宝塚ファンになり、一緒に通ううち魅了されたといい、現在、兵庫・宝塚大劇場で上演中の花組公演「ポーの一族」にも「すでに2回見に行っています」。各組まんべんなく観劇しているといい「夢は、あくまで夢ですけど、宝塚バウホールで落語会をやりたい」と話していた。