演歌歌手岩佐美咲(23)が4日、都内でコンサート「演歌で伝える未来のカタチ」を開催した。

 AKB48グループ初の演歌歌手として、12年に「無人駅」でデビューして6年。公演タイトルに「演歌-」と付けた理由を「AKB48を卒業して2年。1人の歌手として、本格的に演歌と向き合いたいとの思いからです」と説明した。

 この日は、同じ所属事務所の先輩演歌歌手田川寿美(42)から贈られた着物を着て、今月27日に発売する新曲「佐渡の鬼太鼓」を初披露。「田川先輩から抱きしめられながら歌っている気がして、安心します」と笑顔で話した。

 今年の目標は、新曲をひっさげて数多くのキャンペーンを行うことだという。「47都道府県を回りたい」と意欲満々に誓った。

 14日のバレンタインデーには、昨年に続いて手作りのクッキーを大量に作り、日ごろお世話になっている関係者に配る予定だ。昨年は、同じ事務所の先輩たちに配ったが、特に氷川きよし(40)が「すごくおいしい」と絶賛したという。「実は姉がパティシエで一緒に作ったんです。私はアシスタントみたいな感じ」と告白し、「今年もクッキーを作ります。元気にうそをつきま~す」と明かした。

 公演は昼夜2公演で1200人を動員した。