演歌歌手の岩本公水(42)が9日、五反田文化センター(東京都品川区)で「シルバーセンター音楽祭」に出演、ご当地ソング「品川音頭2017」など数曲を披露した。

 1978年(昭53)に都はるみ(69)の歌唱で発表された同曲は、長く区民に親しまれてきた。2017年に、発表当時は存在しなかった「八潮」の地名を歌詞に加えて「品川音頭2017」としてリニューアル。休業中の都に代わり、後継者ともいわれる岩本の歌唱で生まれ変わった。

 同曲の“地元”で熱唱した岩本は「都はるみさんの後を引き継がせていただけるご縁と、品川区のお客様のご縁に感謝してこれから先、大切に歌っていきたいと思います」と話した。

 今後、4月、6月に同区内で予定されているイベントでも、同曲を披露するという。「品川の皆様の生活の中に溶け込んでいる『品川音頭』ですから、1日も早く耳になじむ1曲となりますように各地で歌っていきます」と力を込めた。