女性3人組ボーカルユニットKalafinaのプロデュースや、「魔法少女まどか☆マギカ」「僕だけがいない街」など数々のアニメ・ゲームソングを手がけてきた作詞家、作曲家、プロデューサーとしても活動するアーティスト梶浦由記氏が21日、芸能事務所「スペースクラフトプロデュース」を退社したことを発表した。

 梶浦氏はツイッターで「わたくしこのたび所属事務所より独立させて頂くこととなりました」と報告。「思えばスペースクラフトプロデュースさんには長らくお世話になりました……20年以上ですから。今はありがたくも心躍るようなお仕事に多々携わらせて頂いておりますが、そうでない時期もございました」と振り返り、「その間も支え続けてくださった事も含めて感謝の言葉しかありません」との思いをつづった。

 退社理由については「長期間に渡っていろいろな事を学ばせて頂きましたが、ここらでそろそろ自分で頑張ってみようかなと」と明かした梶浦氏。今後も音楽の仕事は続けるとのことだが、「今までお世話になった同事務所の歌い手さんたちや、Kalafinaについては……いる場所が変わってしまいますので今まで通りと言うわけには参りませんでしょうが、今後も微力ながら応援して参りたい気持ちに変わりはございません」と、Kalafinaのプロデュースからは離れることを示唆した。