マツコ・デラックス(45)が、女子レスリング五輪4連覇の伊調馨(33=ALSOK)をめぐるパワハラ問題について言及した。

 マツコは5日放送のフジテレビ系「バイキング」に出演。伊調に対しパワハラを繰り返したとして告発された日本レスリング協会の栄和人強化本部長について、「あれだけの成果をあげた監督だから、独裁的な要素は多少なければ無理だったと思うのよ。それが行き過ぎていた場面もそれはあったと思う」と推察し、「あそこまで圧倒的になってしまうと、よく思っていない人たちもレスリング関係者の中には多数いたと思う」と私見を述べた。

 レスリング協会が本人たちへの聞き取りを行うとしていることについては「改革するためには内部の人じゃ無理」と断言し、「伊調さんだけ、栄さんから切り離せばいいだけの話だと思うのよ。『もう、どうぞお好きにやってください』と。あれだけ実績もあるんだからご自分で誰をコーチにしたらいいか、どういうトレーニングをしたらいいかぐらい全部おわかりでしょうから」と提案。「話し合いしてどうすんの? 『戻ってこい!』って言うの?」と疑問を投げかけた。