4日に米ロサンゼルスで行われた第90回アカデミー賞授賞式にプレゼンターとして出席した米オスカー女優ジェニファー・ローレンス(27)が、会場での振る舞いで物議を醸している。

 「世界にひとつのプレイブック」(12年)でアカデミー賞主演女優賞を受賞しているローレンスは、白ワインが入ったグラスを片手にドレスの裾をたくし上げて大股で観客席の座席をまたぐ場面がキャッチされ、品格を疑う声が出ている。さらにワインを片手に会場内を歩き回り、女優メリル・ストリープやスティーブン・スピルバーグと親し気に談笑する様子も見られ、「態度が大きすぎ」「単なる酔っぱらいだ」などとネットで炎上している。

 ディオールのメタリックゴールドのドレスにウェイビーロングヘアー、キャットアイメークといういでたちで出席したローレンスは、ジョディ・フォスターと共にプレゼンターを無事に務めている。

 今年はノミネートされていなかったことからすっかりリラックスをした様子だったローレンスだが、13年に主演女優賞を受賞した際には登壇する際に階段で転倒するハプニングを起こしたこともある。自由奔放で知られるローレンスだが、さすがに権威あるアカデミー賞授賞式会場で見せた振る舞いに多くの人が驚いたようだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子)