「おかあさんといっしょ」の11代目うたのおにいさんを務めた歌手で俳優の横山だいすけ(34)が6日、大阪市内で初の単独ライブ「Family Live 2018 in 大阪城ホール」(4月14~15日)の記念イベントを行った。

 イベント終了後、育児中の母親への応援歌の歌詞が「献身的な母親像を押しつけるもの」と賛否両論が起こったことについて「起きたことは自分の中で受け止め、いま自分ができることは誠心誠意、頑張ること」と話した。

 2月に横山は有料動画サービス「Hulu(フールー)」の冠番組「だい!だい!だいすけおにいさん!!」で「あたしおかあさんだから」を歌唱。歌詞に対して「母親にがまんや自己犠牲を強いている」などの批判があった。その後、作詞家が謝罪し、横山はブログで「応援してくれているみなさんを傷つけてしまったり辛い思いをさせてしまいました」とつづった。

 この日の「だいすけお兄さんと一緒に踊ろう」と題したイベントには約100人の親子連れが参加した。ライブで踊るオリジナル曲「地球カーニバル」を初披露し、子どもたちと振り付けの練習をした。「子どもたちがどれだけ踊れるのかなとドキドキしていた。短い時間だったけど、子どもたちはすぐに覚えてくれた」と喜んだ。

 横山はうたのおにいさんを歴代最長の9年間担当し、昨年4月1日に卒業した。初の単独ライブは歌と踊り構成する。ゲストに瀧本美織、鈴木福、たこやきレインボーが出演する。

 「1万人のお客さんと一緒に踊りたい。タオルを演出として使うところもあるので、ぜひ持ってきていただければ、よりライブが楽しくなります」

 歌詞騒動が今回の単独ライブの選曲に影響があるか質問された横山は「影響はありません」とし否定し「起きたことは自分の中で受け止めて、いま自分ができることを誠心誠意がんばること」と話した。